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日々の中で気付いた少し為になること

鍼灸(しんきゅう)がぜんぜん効かない。何が効く?

今日は鍼灸について、お話します。

鍼灸とは

公益社団法人日本鍼灸会によれば、鍼灸は、東洋医学或いは漢方医学の一分野として「中国」に起源をもつ伝統的医療であり、一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれています。

鍼(はり)は金属の細い針を経穴(ツボ)や経絡に刺入し、灸(きゅう)は「もぐさ(=よもぎ)」を燃焼させて経穴(ツボ)や経絡に刺激を加え、血流を促して病気を治そうとする施術です。

経絡は経穴(ツボ)を繋ぐ線のようなものと言われます。

 

1979年には、WHOが鍼灸治療の適応疾患を発表。現在では世界的に臨床的に鍼灸の効果が認められています。

 

鍼灸は、腰痛や肩こり、関節痛や神経痛だけでなく、呼吸器系や循環器系の疾患、生殖系、婦人科系、耳鼻科系、運動器系、不眠やめまいなどの神経系の疾患など、あらゆる症状に効果があると言われています。

さらに不妊治療や子どもの夜尿、夜泣き、喘息などに対しても鍼灸治療が行われているそうです。

鍼(はり)の施術

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主に、きわめて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を経穴(ツボ)や経絡に刺入します。

刺入方法は、主に管鍼法と言って円形の金属或いは合成樹脂製の筒を用いて無痛で刺入しますが、一部では、中国で行われている方法として筒を使わずに鍼を親指と示指でつまみ刺入する方法も行われています。

 

鍼による経穴(ツボ)の刺激方法は、主に次の3種類があります。

単刺(たんし)

刺してすぐに抜く方法

置鍼(ちしん)

刺してから10~15分程度置く方法

パルス鍼(しん)

刺した鍼に低周波の電流を流す方法

 

単刺と置鍼は、刺したあとに鍼を上下に動かしたり回旋、振動させたりして刺激を与えます。パルス鍼は、微弱な低周波パルス通電することで、筋肉のこりをほぐし、血行促進をはかります。

 

いずれも鍼を刺す事による身体への反応を利用して、自己免疫を高めたり自律神経などの状態を整えるといわれています。

 

経穴に筋肉が関わっていることがあり、直接筋肉を狙う場合もあります。

筋肉への刺激で身体の緊張が緩まり、血液の巡りがよくなるそうです。

 

個人的な体験では、筋硬結するほど凝り固まった背中には、単刺では刺激が足りず、置鍼した後、針を上下してもらうのが気持ちいいですが、たまに鍼が経穴又は筋肉にメガヒットして、上半身に電撃が走ることがありますので、初めての方は驚くかもしれません。

 

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灸は、もぐさ(よもぎ)を用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で、一般的に「やいと、お灸」と言われております。

局所に熱を加えることで免疫系が賦活化して身体がバランスを取り戻すきっかけを与えてくれます。

その方法は、もぐさを直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸と、もぐさと皮膚の間を空けて行う間接灸とに大別されます。


直接灸は、もぐさの大きさに大小あり、現在では、あまり熱い刺激を好む人は少なくなりました。施灸後は、皮膚に水泡が出来たり灸痕が残ります。

間接灸は、艾と皮膚の間に空間を作ったり、味噌、薄く切った生姜・にんにくなどの熱の緩衝材を入れて温和な熱さにしたものです。

その他、刺入した鍼の先端にそら豆大のもぐさを取り付けて点火する灸頭鍼という方法や、熱の刺激源を遠赤外線やレーザーとする科学的な試みも実用化されています。

 

まとめ

鍼(はり)も灸(きゅう)も、簡単にいうと、コリの原因である血液の循環が悪くなっている『経穴や経絡』を軽く傷付け、身体が回復するチカラを利用して、血液の循環を促す方法と理解できるそうです。

技術的な巧拙が出やすく、上手な先生とあまり上手でない先生がいるのかもしれません。

私自身、ひどい肩こりの時に週に2回~3回、半年ほどの間鍼を試しましたが、筋硬結が解消したという実感はありませんでした。

肩こりがあまり酷くなる前に施術することをお勧めします。

 

次回は、超お勧めの吸い玉(カッピング)をご紹介いたします。

お楽しみに!